著者: Muhammad Rayhansyah Jasin
編集者: Snigdha Bashyal
7月2日、APU TimesはAPU校内で行われている予防接種についてのニュースを紹介しました。その間、APU Timesは学長室を訪問し、米山宏副学長に、現在行われているプログラムの詳細についてお話を伺いました。
米山副学長 (APU website から取得)
ワクチン接種者数の推移
米山副学長が確認したところ、APUで1回以上ワクチンを接種した人は1200人以上(立命館系列の学生、職員、関連機関の職員)でした。6000人のうち791人(13%)が、どこでワクチンを接種したかにかかわらず、接種したかどうかを尋ねるアンケートに回答しました。85%が1回目の接種を受け、78%が2回目の接種を受けたと回答しました。10月8日現在、アンケートに回答した326名のうち245名が「接種手続きを済ませた」と回答しています。
ワクチン接種プログラムの影響
米山副学長は、ワクチン接種の状況がAPUの事業継続計画(BCP)に影響を与えることはないと述べました。しかし、これは大分県の感染状況を総合的に判断したものです。しかし、APUでは今後もアンケートを実施し、どれだけのAPU会員がワクチンを接種したかを確認していきます。
また、APUはワクチン接種は任意であるというスタンスをとっているため、学内での活動においてワクチン接種の義務化は行わないとしています。さらにAPUは、2022年春の卒業式の形式は、その時の感染者数に応じて決めるとしています。
空港 (https://creativecommons.orgから取得)
入国制限について
11月2日、APUは外国人留学生の日本入国に関する公式発表を行いました。 昨年の2020年10月から2021年1月までの短期国境開放では、250名の学生のみが入国できました。それ以降、外国人留学生の入国は一部の国費留学生に限られており、大半の私費留学生はビザを取得できない状態になっています。そのためAPUは、入国制限が解除された暁には、より多くの外国人学生を受け入れることを改めて表明しました。
「外国人留学生の新規ビザ発給を停止するかどうかは、日本政府の判断に委ねられています。APUは文部科学省に対し、外国人学生の日本への再入国を許可するよう申し入れています」と米山副学長は述べています。
それまでの間、APUはこのパンデミックを克服し、世界中の学生が一緒に学べる多文化キャンパスを取り戻すために最善を尽くします。そのために、APUは学生の皆さんに2つのことをお願いしたいと思っています。ただし、最近報道されているように、政府は新規に入国する外国人留学生を受け入れる方針のようですが、入国後に隔離期間を設けるなど、一定の条件があります。具体的な内容は追って発表される予定です。
APハウス 2
APハウスの住居について
米山副社長によると、日本で初めて生活する留学生は、大学生活をスムーズにスタートし、日本の生活に慣れるために、APハウスに住むことをお勧めします(強制ではありません)。最低限の滞在期間はないということを覚えておいてください。
2020年春以降に入学した学生の中には、まだ日本に到着していない人も多く、APハウスに長く滞在したいと思う人もいるかもしれません。しかし、全員が通常の滞在期間である11カ月間フルにハウスで生活するには部屋数が足りないことも表明している。
「しかし、まだ2学期以上日本に入国していない留学生は、APハウスに入学した学期に限り、APハウスでの滞在を保証します」と米山副社長は断言する。
入学した翌学期もAPハウスへの入居を希望する留学生は、継続入居の申請期間中に必要な手続きを行うことをおすすめします。
米山副学長からの最後のメッセージ
米山副学長から、APU生とその保護者の皆様へのメッセージをお伝えします。
一つ目は、入国制限についてです。先ほど申し上げたように、日本政府の制限により、多くの外国人学生が日本に入国できません。そこで、留学生が別府やAPUに戻ってくるまでの間、学生として今何ができるかを考え、前向きに取り組んでいただきたいと思います。授業や課外活動、さらにはオンラインでの生活を通して、留学生と国内の学生、海外の留学生と別府の皆さんとの交流を積極的に進めてください。そうすれば、留学生がAPUのキャンパスに到着したときに、みんなで "Welcome home!"と言うことができるでしょう。APUは、学生が一日でも早く日本に入国できるよう、できる限りの努力をしていきます。
2つ目は、感染症予防とワクチン接種についてです。世界でも日本でも多くの人がワクチンを接種していますが、このパンデミックを食い止めるためには、ワクチンを接種した後も感染を防ぐための対策が不可欠です。ワクチン接種後も警戒を怠らず、基本的な感染対策(マスク、手洗い、3つのCを避ける)を行ってください。また、現時点で予防接種を受けていない方は、今一度、予防接種をご検討ください。以前に発信したワクチン接種に関するメッセージをご参照ください。
11月5日現在、日本は11月8日(月)からビジネストラベラーと留学生に国境を開放することを公に決定しました。詳しくはこちらのリンクをご覧ください。
APU Times は米山弘副社長と社長室スタッフ全員の継続的なご支援に感謝いたします。
Comments