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執筆者の写真APU Times

APUのナビゲーション用アプリ

APU生は毎セメスター、第一週目の授業教室を探すためにキャンパス中を忙しく歩き回り慌てています。ライブラリーと言語科目が開講されるD棟を勘違いし、大変な思いをすることもあります。


APM7セメスター目のバングラデシュ出身、Meheraz Ahmed Tiashさんは、別府で大分交通バスを利用するAPU生に親しまれているウェブサイト「バスどこ」のような、「Class Doko」というプラットフォームを開発しました。


「Class Doko」は、その名の通りAPU生が登録した講義が行われる教室を探すお手伝いをします。Class Doko の検索バーに講義名や教授の名前を入力するだけで講義の詳細や教室が表示されます。まだ改良が必要ではあるものの、日本人学生のために日本語版も開発されています。


Tiashに「Class Doko」のアイデアの発想について尋ねると、バングラデシュ、チッタゴンに所在するIIUCのソフトウェア工学科の学生である友人Iftikhar Mahmudとのブレインストーミングによって思いついたと話しました。2人は、ウェブサイトの全体的な枠組みを共に作り上げたそうです。

Tiashはテクノロジー、特にアプリのプログラミングや電子機器の修理に常に関心を持っている様です。ブレインストーミングで出たアイデアの多くは別府の友人のパソコン修理や教室での友人との日常会話から発案されたそうです。


彼らはスチューデント・オフィス管轄のプロジェクトBに「ClassDoko」を応募しました。もしプロジェクトBとして採用されたら、Tiash は支援金を「Class Doko」の改善や機能開発に充て、学生向けのLMSサービスにすることを目指しています。


スチューデント・オフィスはプロジェクトBへの採用に前向きで、Tiash はプロジェクトBによる「Class Doko」への支援金を年内に獲得する事が出来るのではないかと考えています。


「Class Doko」をできるだけシンプルで、親しみやすいものに改良していく予定だとTiashは言います。 


"このような大がかりなプロジェクトを個人単位で取り組むには困難つきものだと考えます。「Class Doko」についての目標は、私が卒業するときに技術面の知識が全くない学生たちでも管理できるように、使いやすく親しみやすいものにすることです。


そのために、Tiashは「Class Doko」をAPUの認定団体として設立し、現在商品開発と広報の両チームのメンバーを募集しています。興味のある方はTiashのインスタグラムに連絡してみてください! Tiashの instagram: https://www.instagram.com/tiash420/



APUでは現在約3000もの授業が開講されています。予期せぬアクセスの集中を防ぐために、「Class Doko」では現在開講中の授業と開講予定の 授業の情報を開講40分前までに表示するように調節してあります。当初の予定では20分前を目処にしていましたが、Tiashは今学期の学生のデータによると40分前にチェックする傾向を発見し、調整したそうです。

「Class Doko」の新機能の特徴として、教師とTA(ティーチング・アシスタント)のメールアドレスをプラットフォームにリンクさせる、という機能が挙げられます。この機能はハイパーリンクと同じような仕組みで、ユーザーがメールアドレスをクリックすると、宛先が自動的に作成されます。セメスターごとに教員のメールアドレスはAPUのデータベースを通じて更新され、TAの認証も行われます。また、ウェブサイトを通して学生が講義のTAであることをシステムに通知すると、その情報がデータベースと照合され、確認後にTAのメールアドレスがデータベースに掲載されることになっています。

さらに、Tiashは噴水からの移動時間・距離を表示する地図機能を「Class Doko」に追加する予定だと話しました。


「Class Doko」は現在も開発の段階にあり、より使いやすく洗練されたサイトにするために、Tiashはチームとともに日々データ収集等に励んでいます。Tiashは多くのAPU生が「Class Doko」を利用し、ユーザーのデータを集められるようになることを望んでいます。


APUの廊下を歩き回る私たち学生にとって、「Class Doko」は非常に有益なシステムとなることでしょう!

Class-Doko link for those interested in checking out the page- https://classdoko.com/

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