著: Naransuvd Bazarsad
編集者: G. Vinuri U. Perera
クリスマスは一年のうちの最も重要な祝日だという方もいることでしょう。では、別府でクリスマスを迎えるとどんな感じになるのだろうと考えたことはありませんか?現在、自国にとどまってオンライン授業を受けている国際生は、日本の生活がどのようなものなのか、ほとんど知らないでしょう。そこで今回は、別府に住んでいる方に、どのようにクリスマスを迎えたかを聞いてみました。
デンマーク出身の2回生、カリーナは、家でのクリスマスの過ごし方について、「家族と一緒に過ごすことが多い」と話しました。しかし、家を離れてのお祝いは、また違った体験になるようです。昨年、カリーナは初めて日本でクリスマスを祝いました。
「友人と一緒に福岡に2日間、ミニ旅行に行きました。鉄板焼きを食べて、博多駅のイルミネーションも見に行きました。日本の伝統的なクリスマス料理であるフライドチキンも食べましたし、クリスマスプレゼントを交換しました」とカリーナは話します。
クリスマスはカリーナにとって宗教的なお祝いでもあるので、故郷のクリスマスには教会に行くのが普通です。「別府にもいくつか教会はありますが、何が行われているのかわからないことが多いので、あまり行く気になれませんでした」。
クッキーを焼いたり、アドベントカレンダー(カウントダウンカレンダー)を開けたり、クリスマスツリーを飾ったりと、クリスマスを迎えるまでの数日間が、クリスマスを祝う大きな要素になるとカリーナは語ります。今年のクリスマスには、昨年できなかったデンマークの伝統的なクリスマスのごちそうを、日本のシェアメイトのために作りたいと考えているそうです。
また、ネパール出身の3回生、ライさんも自分の体験を話してくれました。APハウスに入居して2年になる彼は、新型コロナウイルス感染拡大の前のクリスマスは寮の友人とあるフロアで夕食をとっていたと言います。昨年は、山の上から別府湾を眺めたり、友人と散歩したりしてクリスマスを祝ったそうです。今は都心に引っ越したため、アパートで親しい友人たちと祝う予定だそうです。
「クリスマスには、豪華なレストランやパーティーもいいけれど、こたつでまったりするのもおすすめです。友達を何人か呼んで、KFCの下ごしらえをして、お酒を飲みながら、大分交通での最悪な思い出を話します(笑)」と、ライさんは付け加えました。
APハウスのRAであるサラとティナは、APハウスやダウンタウンの友人のアパートで、お祝いのディナーを食べながら友人と一緒にお祝いするそうです。昨年、ティナは友人たちと餃子やチキンを作って夕食をとり、別府湾に上がる花火を見ながらクリスマスを祝ったそうです。ティナとサラの共通の楽しみは、日本のイチゴのカステラを食べること。日本では冬はイチゴの季節なので、クリスマスにイチゴのカステラを食べるのはごく普通のことです。
「別府では、休日に温泉めぐりを楽しむことができます。志高湖でキャンプやバーベキューをするのもおすすめです!」とティナさん。
このように、別府ではさまざまな方法でクリスマスを祝うことができます。そして何より、家族と会えなくても、友達と一緒にお祝いできるということが大切です。まだ来日を待ち望んでいる国際生は、来年は日本の友人たちと一緒に祝って、コロナ禍の中でも楽しいクリスマスを過ごせると良いですね。
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